【豆知識】シーシャ/水たばこを吸うことは違法なのか合法なのか?
シーシャとはイランで開発された水タバコの一種であり、中東諸国で瞬く間に人気を博していった有名な喫煙具のことになります。イスラム圏では最高の娯楽として楽しむことが主流となっており、これまでに数多くのフレーバーが登場するなど魅力は更に増してきている大注目の製品です。
イライラしている時や気分が落ち込んでいる際に使用するとリラックス効果を実感することができる為、日本でもシーシャ専門のお店が登場するなど存在感が増してきています。
そこで今回はシーシャに関する合法性について解説していきます。
シーシャの仕組み概要
水タバコと聞くと水を吸うイメージなどがあると思いますが、実際には専用の香りが付けられたタバコの葉に炭を付けてよく熱し、出てきた煙を専用のガラス瓶のなかに水と一緒に入れて吸う仕組みになっています。
誰でも簡単に使用できるので大きなトラブルもなく気軽に使うことができますが、シーシャの大きさは高いものだと約1mくらいあり、女性には少々持ちずらいサイズになっているところは注意点です。
一般的なシーシャであれば30㎝程度と非常に軽くできているので、気軽に外へ持ち運んで使用できるなど利便性も抜群になります。また、通常のタバコよりもニコチンの摂取量を抑えることができること、多彩なフレーバーを楽しむことができるので飽きることなく長期的に使用していける点でも大きな魅力でしょう。
更に、タバコの燃焼時間を長くするとより濃い香りを楽しむことができる為、強めのフレーバーが好きな方は試してみてください。
日本でも合法
シーシャの存在をよく知らない方からすると違法なものではないのかと誤解してしまうこともあると思いますが、水タバコ自体は日本でも合法化されていることが分かっており、一般的に使用しても違反するようなことは無いと言えます。
また、日本の法律上ではシーシャはパイプタバコの一種としてとらえられており、成人していれば誰でも気軽に利用することができるのです。 海外の場合だと18歳以上であればシーシャを使用することが可能ですが、日本の場合は未成年の喫煙は法律で禁止されているので、いくら海外で合法化されているからと言っても、同じような感覚で使用することだけは避けるようにしましょう。
そして、シーシャを取り扱っているお店に入店する場合には、公的な証明書の提示をお願いすることがあるので知っておくとトラブルにならずにすみます。
法律に従った輸入
違法か合法かで時々もめることがあるシーシャの存在ですが、日本に輸入する場合にはしっかりと関税を通ってから販売される仕組みになっているので、法律に従った正規のルートで取り引きされていることは間違いないでしょう。
また、海外製のものを直接日本に輸入するわけなので、日本の法律に違反しているような成分は含まれていないか、人体に悪影響を及ぼすような有害な物質は入っていないかなどを事前に確認してくれます。
更に、シーシャを個人で購入する方法もあり、最近は数多くの個人輸入代理店が実践していることが分かっています。シーシャフレーバーを輸入するにあたっては3つの関税が必要になり、一般的な関税とたばこ税、消費税の全てを支払うことで初めて取り寄せることができるのです。
税金をしっかりと支払えば後はスムーズに輸入が可能なので、これから益々シーシャの存在は増してくるものだと思われます。
未成年はNG
シーシャの使用年齢の基準については、日本では法律にのっとって未成年の購入または利用を禁止しています。これは水タバコに含まれているニコチンなどの成分が関係していて、未発達な身体の時期に多量に摂取してしまうと危険な状態になることがある為です。
海外では18歳を過ぎれば使用できるようになっていますが、身体の小さい日本人には10代のうちから取り入れることを禁止しています。その為、お店などでは厳重な年齢確認を行うところが多く、利用条件に満たない場合には入店を断られてしまうことがあるので注意しましょう。