シーシャをより楽しむための「炭」の熱量と交換のタイミング
最も調整が難しく慣れが必要なシーシャの炭の熱量と交換のタイミングですが、しっかりと習得できればこれまであったストレスが軽減され、より一層美味しいシーシャを堪能することができます。
本記事では、そんなシーシャ/水たばこで使う炭の「熱量」と交換する「タイミング」についてお伝えしていきます。
シーシャにとって最適な炭はココナッツ炭
まず前提にシーシャを作る際に最適な炭はココナッツ炭です。ココナッツ炭とはココナッツの殻を炭化させた炭で、燃焼時間が長く、炭の臭いや煙が少ないという特徴を持ちます。
シーシャを美味しく楽しむためにも、燃焼時の匂いの少ないココナッツ炭を使用しましょう。
ベストな炭の熱量
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シーシャを作る際最初に置いておく炭の量は(ココナッツ炭の場合)3つほどがベストです。
3つ以上置いてしまうと温度が上がりすぎる為、フレーバーが焦げたり、喉がイガイガしてしまうので、あまり数多く置きすぎない事がベストです。
ヒートマネジメントを使用する際は、蓋を閉め5分ほど放置しておきます。
その後、吸い出しをしているとだんだん煙の量が増えていくと同時に、炭臭くなったり、喉がしんどくなったりしてくると思いますので、その際は、炭の置く位置を外側に置いたり、炭を立ててあげると接着面積が狭い為、温度は下がり、しんどくなく味わう事ができます。
炭の温度が上がりすぎた際の処置
接着面積が大き過ぎると、温度が上がりすぎてしまう為、フレーバーに直接熱があたってしまって焦げ臭くなってしまう事があります。
そんな時は、一度炭を外に出し、トップを外して下から風船を膨らます際の息加減で吹いてあげてください。
そうすると、トップ・フレーバーが持つ熱量は下がり、再度シーシャの味が復活し、これまでと変わりないシーシャが楽しめます。
炭の交換の目安時間
交換の目安としては、使用している炭や吸い方などによっても誤差はありますが、およそ20〜30分すると、炭が燃え尽きてきてしまいます。
そのまま吸い続けたい場合は、電子コンロなどで再度炭を焼き、素早く交換してあげましょう。
この際の注意点ですが、ヒートマネイジメントを使用して炭を置く場合は、交換直後は蓋を閉めずに吸って下さい。
熱の持ったトップ・ヒートマネイジメントの上に焼いたばかりの炭を置いてしまうと、一瞬にして喉が痛くなりしんどくなってしまう為、交換直後は蓋を閉めずに開けていて下さい。
炭に付着している灰を落とす
15〜20分程吸っていると、乗せた炭が焼けてしまう事により周りに炭の灰が付着してきます。
灰が多く付着してしまうと、美味しいシーシャを台無しにしてしまう為、一度別の場所に炭をどけてトングなどで灰を落としてあげましょう。
少し、気を遣い面倒な作業ですが、この作業がシーシャの味をより引き立て美味しくします。
まとめ
炭の火加減調節や交換はシーシャを楽しむ上で少し手間が掛かる為、めんどくさい作業です。しかし、より味わい深く美味しいシーシャを表現するにはこの作業を怠ってはいけません。
また、炭を焼く際の電気コンロなどもなるべく高火力な物を使用する様にしてください。2,000〜3,000円と低価格で購入できる為、美味しいシーシャを味わう上での大事な設備投資です。
使用する炭は、吸うペースによって炭の燃焼速度などは変わりますが、イージーチャコールやココナッツ炭などの極力長持ちする炭を使用する事によって、手間が省かれます。
是非本記事を参考にしながら、一度シーシャを作ってみてはいかがでしょうか。